2012年9月1日土曜日

コウモリの写真を見に行ったら、いろんな生き物のかくれんぼに出合った!

コテングコウモリ(小天狗蝙蝠、Murina ussuriensis

9月28日から10月4日まで
六本木駅直結の東京ミッドタウンの富士フイルムフォトサロンで
動物写真家・中島宏章さんの
写真展「黄昏ドラマチック」
開催されます。
コウモリ写真家としても知られていますよね(知らない方はぜひ
お近くの書店で写真集を見てくださいね)。
先日、北海道のNHKが彼を追ったドキュメンタリーも面白かったな。

その写真展の告知も兼ねたイベントが今日から
池袋のジュンク堂7階で、こぢんまりと、でも見応えのある
企画展として開催されています。
(東京隊として設営のお手伝いしてきました)

9月1日から30日まで。池袋ジュンク堂7階
企画展「コテングコウモリをさがせ!」
(前日深夜までパネルアップしていたという…)
通路横の長〜い展示スペースにいろんな風景写真が並んでいます。
フツーの風景写真と違うのは
必ず何か生き物が写ってるってこと。
ヒトの目から見ると、かくれんぼか!っていうくらい隠れて見えます。
その中の数枚にコテングコウモリが写っているというのです。
コウモリを探すだけじゃなく、
コテングと種限定ですから難関ですよ。

これだ!という写真の番号をメモって
今度の写真展会場に行くと…
なんかいいことがあるかもしれません。いや、きっとあるでしょう(無責任)。


主に、POP描きでお手伝いしてきました。


生き物かな?と思ったら虫眼鏡で確認してみよう。
(ちなみに大人は通ってもルーペに気づかないんですが、
子どもはまずルーペを手にして写真をのぞきこんでいました。子供力だ)



どうしてもわからなければ、角を曲がって。
ヒント写真が散らばってますよ。
ね、にぎやかで楽しそうでしょ?
脚立は普段ありません。

写真展の告知も。

タイトルは「黄昏ドラマチック」
なんかノスタルジックだなあ。気になるわ。



 あ、この人は…。ところで作業中もつい、
「これわかる?」 「え、なんだろ?あ!いた!!」 「すっごいよねえ〜」
てなやりとりでついつい脱線。これも手伝いに行った役得でしょう。
ほんと、面白い。保護色ってすごい。
これを見つけるナカジさんの目(とメガネ)もすごい。
そして自分がどれだけ思い込みしているか…ってことにも
気づかされます。
写真展も楽しみだ。

中島さんの写真と独特な視点は素直に「ひょえー」って
言える楽しさがあると思う。
それに加えて、トークショーもおすすめなのだ。
解説を聞く前と聞いた後で「!!」となる自分が面白い。
お話を聞ける機会があればぜひ。

 あと、個人的に感動したのが中島さんの書籍はじめ
告知ツールを手がけている岡田さんのデザイン。
今回も「さすがー」って言ってしまった。
かわいいだけじゃないんです。
私の制作モットーである「遊びゴコロ」がちゃーんとある。

エトブン社のイラストでも何かデザインしてもらいたい…

 デザインの一部。スミ一色かと思いきや…。くー!

紙の選び方とか、いちいち「さすが」と言っていたと思う。


ちなみに…
我が家のコウモリ。
日本手ぬぐいの意匠もすてきですな。ピンぼけだけど。

うちの本棚にも写真集はじめ中島さんのコウモリ写真の本・冊子が
並んでいるんですよ。
そーです。田淵行雄賞の受賞記念講演を聞いて感動して以来、
講演会やコウモリ探しイベントなどに参加しまくりのファンで
ございます。いつか一緒にお仕事したいですね〜なんて
ご一緒することができました。
ありがたい。

というわけで、この残暑きびしい季節に熱く語るほど
おすすめの写真展&企画展告知でございました。



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