2013年3月5日火曜日

啓蟄。

きょうは啓蟄でございました。
北海道にいると「どこがじゃ」と思うけれど
東京におりますと、じわじわ春の気配を
感じるもんですね。

そんなモゾモゾした日に似合いそうなイラストを
描いていたのでした。

<北海道希少生物調査会>が行う
いきものイベントのフライヤー用のイラストと
手描きタイトルです。好き勝手描きました。
主宰いわく、にわかに盛り上がりを見せているイキモノ団体との
ことですが、「にわかに」というのは謙遜で、
地味にイキモノに取り組んできた経験値の高いみなさんが
じわじわ積み上げてきたことが
結びついたような印象?とでもいうのか。こういう皆さんとの
出会いがたまらんです。アイデアのみなもとです。

文字タイトルをスミ一色で描いていたら
イラストのイメージをうけて(エゾシ会議でも組んだ)
村上bonさんが色づけしてくれました。
この色合いも気に入っています。

ちなみに、参加者の誰も気づかないであろう
この絵を描くきっかけとなったのは
ダーウィンの走り書きでした。進化の木。
ユグドシラル ユグドラシルの一部分のようなイタズラ描き?
うーん、この絵はそんな説明くさい解説はありません。
みなさんの印象のままに。
なんでしょうね。
この時いちばん描きたかったものです。

あと、下のはほんとの思うがままの走り描き。
けいちつ…ってブツブツつぶやきながら
描いた、もっとモゾモゾゾワゾワした絵。
やりすぎた感があるけど、
まあいいや。

この羽は誰のものでしょう?
その話はまた今度。

雪どけのつめたい水が池にながれこみ、
エゾアカガエルがキュルキュルルと鳴いて、
恋の季節がはじまります。
オスは先に来てメスを待っています。
温度と環境がととのえばタピオカみたいな卵が
かたまりとなって産卵され、オタマがうまれます。
今年もつめたい水がちゃーんと
水場に流れ込みますように。


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